離乳食の卵白はいつから?耳かき1杯からの進め方と20分固ゆでの鉄則
Q1:初日に卵白を耳かき1杯クリアしました。翌日も続けて与えて良いですか?
A1:翌日の連続投与は避けてください。初回の摂取では、数時間から半日遅れて現れるアレルギー症状を見極める必要があるほか、免疫系が過剰反応しないか観察するため、最低でも2〜3日は間隔を空けます。週に2回程度の頻度で、問題がなければ徐々に量を増やしていくのが基本ルールです。
Q2:卵白を食べた直後に口の周りだけが赤くなりました。これはアレルギーですか?
A2:口の周りだけの限局的な赤みは、食物アレルギーではなく、卵白のタンパク質や塩分、唾液の刺激による「接触性皮膚炎(かぶれ)」であるケースが少なくありません。あらかじめ食事前に口周りにワセリンを塗って皮膚を保護しておき、食後に濡れガーゼで優しく押さえるように拭き取って様子を見ます。ただし、赤みが全身に広がる、蕁麻疹が出る、痒がる場合はアレルギーの可能性が高いため小児科を受診してください。
Q3:フライパンで作る「炒り卵」や「卵焼き」はいつから食べさせられますか?
A3:炒り卵や薄焼き卵などのフライパン調理は、固ゆで全卵を1/2個以上食べられるようになり、離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)以降に移行するのが安全です。フライパン調理はゆで卵に比べて加熱ムラが生じやすく、中心部まで100度以上の熱が20分間通り続けるわけではないため、アレルゲン性が高くなります。まずは完全固ゆでの卵白・全卵をクリアすることが絶対のステップアップ条件です。
Q4:余った卵白を安全に保存する方法はありますか?
A4:アレルギーチェック期間中の乳児に与える卵白については、食感の劣化(ゴム化)による誤嚥を防ぐため、冷凍保存ではなくその都度の調理を推奨します。余ったゆで卵は、保護者のサラダやポテトサラダ、タルタルソース、味噌汁の具材など大人の食事へ活用するのが最も無駄がなく安全です。