自社さ連立政権はなぜ誕生した?村山内閣の舞台裏と崩壊の真相
自社さ連立政権が崩壊に至った理由は、単なる政党間の不協和音だけではありません。選挙制度の抜本的改革と政界再編の加速が直撃した結果でした。
第一の理由は、1996年に導入された小選挙区比例代表並立制です。1つの選挙区から1人しか当選できない小選挙区制において、二大政党の狭間に立たされた社民党と新党さきがけは壊滅的な打撃を受けました。
第二の理由は、新党結成による勢力図の激変です。1996年秋、鳩山由紀夫氏や菅直人氏らが中心となり旧民主党が結党されます。社民党やさきがけから多くの議員が合流したことで両党は急速に形骸化し、連立内での発言力を失っていきました。
復調した自民党は無所属議員の追加公認などを通じて単独過半数を回復。社民党・さきがけに依存する必要性が薄れたことで、連立の存在意義そのものが失われていきました。