ケツメイシ「さくら」歌詞の真実|Mvの真相と20年以上泣ける理由
楽曲のヒットを語る上で絶対に外せないのが、短編映画のような完成度を誇るミュージックビデオの存在です。映像監督・山口保幸氏が手掛けた本作には、実力派俳優の萩原聖人と、当時ティーン誌を中心にカリスマ的人気を誇っていた鈴木えみが出演しています。
MVのストーリーは、都会で日々の生活に追われる大人の男性(萩原聖人)が、桜の花びらを目にしたことで、かつて愛した女性(鈴木えみ)との輝かしい日々を追憶するというもの。回想シーンに登場する鈴木えみの儚くも圧倒的な美しさは、男性リスナーのみならず多くの視聴者に強烈なインパクトを残しました。
特にラストシーン、男性が涙を拭いながら現実の雑踏の中へと歩き出していくカットは、歌詞の世界観と完全にシンクロしています。「映像を見るだけでイントロから涙腺が崩壊する」と評される理由は、この2人の卓越した表現力と、楽曲の持つ哀愁が見事に融合したからに他なりません。