家康の愛した城が魅せる新たな奇跡。2026年、進化する駿府城公園の「今」と歴史の熱気
二ノ丸の東御門や巽櫓(たつみやぐら)、そして坤櫓(ひつじさるやぐら)の存在感も見逃せない。これらは昔ながらの伝統工法を用いて忠実に復元されたもので、釘を極力使わない日本の建築美学が詰まっている。内部に入れば、香ばしい木材の香りが漂い、一瞬でタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。
櫓内部では、駿府城の歴史や構造をわかりやすく解説する最新の資料展示が行われている。重厚な木組みの梁を見上げながら、当時の守りの要としての機能を想像するのは、大人の好奇心を刺激してやまない体験だ。