肝硬変闘病記の真実|余命宣告と末期の苦痛から生還する分岐点
肝硬変の重症度や余命リスクを客観的に評価する指標として、世界的に用いられているのが「チャイルド・ピュー(Child-Pugh)分類」です。血清ビリルビン値、アルブミン値、プロトロンビン活性度、腹水の程度、肝性脳症の重症度の5項目を各1〜3点でスコアリングし、総合点によってグレードA(代償期)からグレードC(高度非代償期)へと分類されます。
チャイルド・ピュー分類と余命の相関データは確かにシビアですが、これはあくまで集団統計です。近年の肝臓専門医療においては、分子標的薬や新規利尿薬、腸内環境を整えてアンモニア産生を抑える難吸収性抗菌薬(リファキシミン)などの併用により、グレードCからグレードBあるいはAへと数値を好転させた実例も多数報告されています。