乳がん再建手術の画像と傷跡経過|自家組織・インプラント比較【2026】
乳房再建を行うタイミングには、乳がんの切除手術と同時に行う「一次再建」と、がん治療を完全に終えて数ヶ月から数年後に行う「二次再建」があります。どちらを選択するかは、がんの進行ステージや術後治療の有無によって慎重に判断されます。
一次再建の大きなメリットは、乳房を失った状態を経験せずに済むという精神的な負担軽減と、元の皮膚や乳房の輪郭(インフラマフ・折り返しライン)を最大限に残せるため、整容性に優れた仕上がりになりやすい点です。ただし、手術時間が長くなり、がんの切除断端の病理検査結果が出る前に再建を進めるリスクも伴います。
対して二次再建は、抗がん剤治療や放射線治療をすべて終え、再発リスクや全身の健康状態が落ち着いた状態でじっくりと術式を選べるメリットがあります。術後に放射線治療が確定している場合、インプラントの被膜拘縮や皮膚の硬化を防ぐため、あえて二次再建を選択するのが医学的に推奨されるケースも多く見られます。