S状結腸はどこ?左下腹部の痛みと便秘・激痛が告げる危険サインに関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
左下腹部に違和感や痛みを感じる場合、単なる一過性の消化不良にとどまらず、放置すれば命に関わる重篤な疾患が隠れているケースが少なくありません。医療機関を受診する際の判断指標として、主要な病態を比較検証します。
疾患・病態主な症状・痛みの特徴発症しやすい層・臨床データ危険度と受診の目安S状結腸憩室炎
(けいしつえん)左下腹部のズキズキとした持続痛、押すと強く痛む圧痛、37.5℃〜38℃台の発熱。40代以降の男性や高齢者に多発。低食物繊維食・便秘が誘因。欧米化で患者数増加傾向。【高】 腸穿孔・腹膜炎へ進行する恐れあり。発熱と左下腹部痛があれば当日受診。S状結腸がん
(悪性腫瘍)初期は無症状。進行に伴い便が細くなる(狭小化)、残便感、血便、下痢と便秘の反復。大腸がん全体の約30〜35%がS状結腸に発生。50代以降で急増。男女問わず罹患率上位。【極めて高】 血便や便通異常が2週間以上続く場合は直ちに大腸内視鏡検査が必要。S状結腸軸捻転
(じくねんてん)突然発症する左下腹部全体の激痛、急速なお腹の張り(風船様膨満)、嘔吐、排便・排ガスの完全停止。高齢者、長期臥床患者、慢性便秘症患者に好発。間膜が長い解剖学的素因が関係。【緊急】 腸管壊死・ショック死のリスク。数時間以内の緊急減圧・手術が必要(救急車要請レベル)。過敏性腸症候群(IBS)
(痙攣性便秘型)排便により一時的に軽快する左下腹部の差し込むような痛み、コロコロ便、腹部膨満感。20〜40代の若年・中年層に多く、人口の約10%が該当。ストレスや自律神経失調が主因。【中】 命に関わる緊急性はないが、器質的疾患(がん・炎症)を除外するため初回は受診推奨。